市川右近丈出演”七月大歌舞伎”のお知らせ
2011年06月10日
七月大歌舞伎 平成23年7月2日(土)~26日(火) 昼の部 午前11時~ 夜の部 午後4時30分~
市川右近プロフィール (いちかわ うこん)澤瀉屋 歌舞伎俳優 <略歴> 1963年11月 日本舞踊の家元の長男として大阪に生まれる。 1972年6月 京都南座で初舞台 1975年1月 大阪新歌舞伎座の公演で市川猿之助一門となる。 1986年2月 慶応義塾大学卒業後、スーパー歌舞伎『ヤマトタケル』から本格的に歌舞伎俳優として修業を開始。 1990年12月 猿之助の当り役『義経千本桜・鳥居編』の忠信役を歌舞伎座で演じる。この後も『蘭平物狂』『義賢最後』などの主役を演じる。 1993年8月 自主公演『第一回市川右近の会』国立劇場で開催。 1998年4月 テレビ時代劇『影武者徳川家康』(テレビ朝日系列木曜夜8時から放送中)に徳川秀忠役で出演。 1998年8月 『第六回市川右近の会』を国立劇場で開催の予定。 〈今を生きる歌舞伎〉を標榜し、スーパー歌舞伎など常に現代人にアピールする歌舞伎を追い求めている市川猿之助のもとで、今や若手俳優ナンバーワンの地位を確立した市川右近。 梨園出身でない右近が、猿之助との出会いによって歌舞伎界に飛び込み、今日まで修業をしてきた中で経験した様々な苦しみと喜び、一般人には想像もできない歌舞伎漬けの毎日の実態、さらに「見て分かって面白く、感動する歌舞伎」の未来図は、……。 二十一世紀を歌舞伎俳優として生きていく右近が、その歌舞伎観を熱っぽく語ります。 尚、トークに先立ってご祝儀物の舞踏の代表曲『寿式三番叟』を右近の三番叟にて御披露いたします。